イベントの定義
Analytics Cloudは、DXPインスタンスで発生するデフォルトとカスタムのイベントを追跡します。 イベントがどのように定義されているか表示・管理するには、 [設定] → [ワークスペースデータ] → [Definitions] → [Events] へ移動してください。
デフォルトのイベント
DXPインスタンスをAnalytics Cloudに接続するとすぐに分析できるデフォルトのイベントがいくつかあります。 [デフォルトのイベント] のタブをクリックすると、すぐに利用可能なすべてのイベントが表示されます。
デフォルトのイベントをクリックすると、そのイベントに関連付けられた特定の属性が表示されます。
属性は、以下のプロパティを持つリストで表示されます。
- 属性名
- 名前の表示
- 説明
- サンプル生データ
- データ型キャスト
また、カスタムイベントを定義するためのテンプレートとなるJavaScriptのサンプルも用意されています。 必要な属性にチェックを入れたり外したりして、 [コピー] ボタンをクリックすると、コードスニペットがコピーされます。
イベントを非表示
特定のイベントの表示・非表示を選択することができます。 イベントを非表示にすると、イベント分析ツールからオプションが削除され、データの表示も非表示になります。 さまざまなイベントを使用して、さまざまなメトリックが計算されます。 ビジネスニーズに応じて、イベントの非表示や表示を選択できます。
イベントを非表示にするには、該当するイベントを探して、イベント名の右側にある 隠す アイコン()をクリックします。 ポップアップウィンドウの [隠す] をクリックして決定します。
イベントの非表示を解除するには、該当するイベントを探し、イベント名の右側にある Show アイコン()をクリックします。
なお、イベントの非表示や表示は、管理者のみが行うことができます。
カスタム イベント
カスタムイベントは、お客様のビジネスニーズに合わせてイベントを定義し、追跡するための便利な方法です。 例えば、お客様が支払いをする際に使用するサイト上のフォームを追跡することができます。 特定のイベントが定義され、お客様のサイトで構成されると、Analytics Cloudはそのイベントのデータを収集します。 詳細は、 イベントの追跡 を参照してください。
[カスタムイベント] のタブをクリックすると、定義されていて追跡されているすべてのイベントが表示されます。 なお、一度にトラッキングできるカスタムイベントは100件までとなります。
カスタムイベントの定義
カスタムイベントをクリックすると、そのイベントに関連付けられた特定の属性が表示されます。
属性は、以下のプロパティを持つリストで表示されます。
- 属性名
- 名前の表示
- 説明
- サンプル生データ
- データ型キャスト
上の画像は、カスタムイベントが支払いタイプ、合計金額、自動支払いが選択されたかどうかなどの属性を追跡する方法の例を示しています。
[編集] ボタンをクリックすると、カスタムイベントの表示名や説明を編集することができます。
ブロック リスト
Analytics Cloudは現在、最大100個のカスタムイベントをサポートしています。 100を超えて追加されたカスタムイベントは、自動的にブロックリストに追加されます。 このブロックリストに入っているカスタム イベントは、Analytics Cloudでは追跡または処理されないイベントです。 ブロックされたイベントのリストを表示するには、[カスタムイベント]タブの[ブロックリスト] をクリックします。
ブロックリストからカスタムイベントのブロックを解除するには、そのイベントの横にあるボックスをチェックし、 [Unblock Events] をクリックします。 または、イベント名の右にあるブロック解除アイコン()をクリックします。
カスタムイベントをブロックするには、[カスタムイベント]タブで、イベントの横にあるボックスをチェックし、 [Block Events] をクリックします。 または、イベント名の右側にあるブロックアイコン()をクリックします。